中小企業がセキュリティ対策にかける平均費用┃予算の決め方や確保方法を解説

大企業だけがサイバー攻撃の標的になる時代は、すでに過去のものとなりました。
実際には、セキュリティが脆弱な中小企業を踏み台にして、大企業への攻撃を仕掛けるケースが増加しています。サイバー攻撃の対象は、業種や企業規模を問わなくなりつつあるからこそ、中小企業も適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。

しかし、多くの中小企業では、費用の制約からセキュリティ対策に十分な投資ができていないのが現状です。また、経営層からの理解を得られず、対策が進められないと悩んでいる担当者も少なくないでしょう。

本記事では、そうした課題を抱える中小企業のセキュリティ担当者に向けて、セキュリティ対策にかかる平均的な費用や予算の決め方、さらに経営層の理解を得るためのポイントについて解説します。

中小企業におけるセキュリティ対策にかける平均費用と現状

中小企業におけるセキュリティ対策への投資は、全体として十分とは言えない状況です。
中小企業庁の「中小企業白書」によれば、1年間のIT投資額が100万円未満の企業は約6割を占めており、その中でセキュリティ対策に特化した予算を確保している企業はさらに少ない割合にとどまっています。

このデータは、企業規模や業種に応じて情報技術への投資が不均一であり、特に小規模な企業ではコスト制約や投資優先度の低さから、十分な対策が行われていないことを示しています。

IT投資全体の内訳を見ると、セキュリティ関連費用が占める割合は10%以下にとどまるケースが多く、中小企業では売上や顧客対応を優先するシステム導入が重視される傾向にあるため、セキュリティ対策はどうしても後回しにされてしまうのです。

しかし、サイバー攻撃が年々高度化し、ランサムウェアによる業務停止や顧客情報の流出といった被害が広がる中で、こうした対応の遅れは重大なリスクをもたらします。

投資不足がもたらすリスク

それでは、中小企業がセキュリティ投資を怠る場合、どのようなリスクが生じるのでしょうか。
まず顧客データや取引先情報の漏洩は、信頼の喪失や取引停止につながり、経営に大きな打撃を与えます。2023年の報告によると、最も高いセキュリティリスクは基本的なセキュリティ設定の不備に起因しており、初期設定のまま放置されたパスワードや未更新のシステムが主な原因でした。これらは、最小限の投資で防げたリスクといえます。

また、ランサムウェア攻撃などによる業務停止は、中小企業にとって致命的です。被害は内部だけでなく取引先やサプライチェーンにも波及し、連鎖的な経済損失を招きます。

例えば、小島プレス工業はサイバー攻撃により、社内サーバーやパソコンのデータが暗号化される被害を受けました。 この影響で、トヨタ自動車への部品供給が停止し、トヨタは国内全14工場の稼働を一時停止する事態に陥ったのです。

多くの企業がセキュリティ対策の不足を認識している一方で、具体的な行動を取れている企業は少数です。セキュリティ対策を「未来への投資」と位置付け、リスクの「見える化」や段階的な予算配分を進めることで、コストに見合った有効な対策が可能となります。

中小企業のセキュリティ対策にかかる主な費用項目

セキュリティ対策を導入する際には、複数の費用項目が発生します。それぞれの項目について理解を深め、どこにどの程度の費用を割り当てるべきかを把握することが重要です。

ソフトウェアとハードウェアの費用

中小企業がセキュリティ対策を行う際、まず検討すべきはソフトウェアとハードウェアの導入費用です。

ソフトウェアには、ウイルス対策ソフトやファイアウォール、スパムフィルターなどが含まれます。これらはサイバー攻撃やマルウェア感染を防ぐために必須であり、ウイルス対策ソフトの年間ライセンス費用は1台あたり数千円から数万円が一般的です。企業向けパッケージを利用する場合は、規模に応じてさらに費用が増加します。

一方、ハードウェアには、UTM(統合脅威管理)やVPNデバイス、バックアップ用NASが挙げられます。これらの初期費用は、小規模向けUTMで数十万円が相場ですが、保守や更新にかかるランニングコストも発生します。

セキュリティ対策では、初期導入費用だけでなく継続的な運用費用も見据え、企業の規模や業種に適した予算配分を行うようにしましょう。
 

社内教育とトレーニング費用

セキュリティ対策において、技術的な手段と同じくらい重要なのが、従業員のセキュリティ意識を高める教育やトレーニングです。

多くのサイバー攻撃は、従業員の不注意や知識不足がきっかけで生じます。たとえば、フィッシング詐欺メールや不審なリンクのクリックが、企業ネットワークへの侵入のきっかけとなることが少なくありません。

だからこそ、フィッシング詐欺の見分け方、安全なパスワード設定の重要性、日常業務におけるセキュリティ対策の重要性などを啓もうする必要があります。

これらを実施する手段としては、社内セミナーの開催や外部講師の招へいが挙げられます。外部講師による研修費用は1回あたり数万円から数十万円が相場ですが、オンラインツールを活用すれば費用を大幅に抑えることが可能です。

従業員の意識向上は、セキュリティ対策全体の基盤となる重要な要素です。コストを考慮しつつ、企業規模に適した方法で取り組むことが求められます。
 

外部サービスと専門家の利用費

中小企業では、社内にセキュリティ専門家がいない場合が多く、外部のプロフェッショナルサービスを利用することが一般的です。その主な選択肢として、以下のサービスが挙げられます。

セキュリティ監視サービスでは、外部のセキュリティ会社が24時間ネットワークを監視し、不審な動きを検知・対応します。専門知識を持つスタッフを自社で抱える必要がなくなるため、人的リソースを他業務に割ける利点があります。料金は月額数万円から十数万円が一般的です。

セキュリティコンサルティングは、セキュリティポリシーの策定や脆弱性診断を通じて企業のリスクを総合的に見直します。1プロジェクトあたり数十万円から数百万円と高額ですが、費用対効果の観点で重要な投資といえます。

さらに、サイバー保険は万が一の攻撃に備える手段として注目されています。保険料は年間数万円からで、特にリスクが高い業種では有効な選択肢です。

これらの外部サービスを適切に利用することで、中小企業でも高度なセキュリティ対策を実現できる可能性があります。
 

維持費用と更新費用

セキュリティ対策は、一度導入すれば完了するものではありません。
進化し続ける脅威に対応するため、継続的な維持と定期的な更新が求められます。そのため、次のような維持・更新費用が発生します。

まずはライセンス更新費用です。
これはセキュリティソフトウェアの年間契約に必要であり、従業員の利用人数やデバイスの台数に応じて費用が増減します。更新を怠れば最新の脅威に対応できなくなります。実際に中小企業では更新を後回しにした結果、サイバー攻撃の被害を受けるケースが報告されています。

機器の保守費用は、UTM(統合脅威管理)やサーバーといったハードウェアに発生します。これらの機器は、障害が発生すれば迅速な対応が必要であり、また、最新の状態を保つための定期的なアップデートも重要です。

一般的には、保守費用は機器購入価格の10~20%が相場ですが、これを怠れば障害対応費用がかさみ、結果的により大きな負担となるリスクがあります。

システム更新費用は、セキュリティ製品やシステムのサポート期間終了(EOS)に伴い、新製品へ移行するための費用です。サポートが終了したシステムは脆弱性が放置されるリスクが高まり、攻撃対象となる危険性があります。

維持費用と更新費用は一見負担に感じられますが、長期的にはセキュリティ対策の確実性を高め、信頼性向上に寄与します。コストを正しく理解し、適切な予算管理を行うことが重要です。

中小企業が費用を抑えつつ効果的なセキュリティ対策を実現する方法

中小企業が限られた予算で効果的なセキュリティ対策を実現するためには、いくつかの工夫が必要です。以下では具体的な方法を詳しく解説します。
 

SaaSを活用する

十分な予算がない、セキュリティに精通した人材がいない、このような悩みを解決するのがSaaS型セキュリティソフトウェアです。

SaaS型サービスとは、ソフトウェアをインターネット経由で利用するサービスを示します。初期費用がほとんどかからず、月額や年額で必要な分だけ利用できるため、大規模な投資が不要です。また、保守やアップデートはプロバイダー側が実施するため、運用コストや専門知識もほぼ必要ありません。

さらに、SaaSは常に最新の技術や脅威情報を取り入れており、従来型のオンプレミスシステムでは難しい迅速な防御策の適用が可能です。たとえば、クラウド型メールセキュリティやエンドポイント保護ツールは、導入の簡便さと高い効果で特に注目されています。

これらの特長により、SaaSは中小企業が低コストで高いセキュリティを実現する有力な選択肢となります。必要な機能を選びつつ、セキュリティ強化と運用効率の両立を目指しましょう。
 

段階的な導入をする

中小企業がすべてのセキュリティ対策を一度に導入するのは、コスト面・リソース面で大きな負担となります。そのため、優先順位を設定し、段階的に対策を進めるアプローチが有効です。

まずは、リスクベースの優先順位付けから始めましょう。

顧客データの流出リスクが高い場合、データ保護を最優先に対策を実施するべきです。その後、ネットワーク保護や物理セキュリティ対策など、リスクに応じて順次対応を進めることで、効果的なリソース配分が可能となります。

また、初期段階ではパスワードポリシーの強化やバックアップ体制の構築などの低コスト対策を優先し、負担を軽減しながら社内にセキュリティ文化を根付かせましょう。これにより、初期投資を抑えつつ、基本的なセキュリティレベルを確保することが可能です。

段階的な導入は、無理のない形で効果的なセキュリティ対策を進めるための現実的な選択肢となるでしょう。

社内教育の徹底

セキュリティ対策において最も重要な要素の一つは「人」です。
高度な技術を導入しても、従業員がその重要性を理解していなければ、対策の効果は十分に発揮されません。

教育プログラムの実施は、従業員のセキュリティ意識を高めるうえで欠かせません。社内研修や定期的なセミナーを通じて、フィッシング詐欺や不審な添付ファイルへの対処方法、強力なパスワード作成基準などを共有することで、日常的なリスクへの耐性が向上します。

これらはコストを抑えつつも、即効性の高い対策です。 従業員一人ひとりの意識向上が、企業全体のセキュリティ対策を支える強固な基盤となります。
 

補助金・助成金を活用する

政府や自治体が提供する補助金や助成金を利用すれば、セキュリティ対策にかかるコストを大幅に軽減できます。

IT導入補助金は、経済産業省が提供する中小企業向けの補助制度で、新しいITツールの導入費用を一部補助するというものです。セキュリティ関連のソフトウェアやサービスも対象となる場合があるため、要件を確認し、活用を検討するとよいでしょう。

また、地方自治体の支援も見逃せません。多くの地域で、中小企業向けに独自のセキュリティ対策助成金が提供されています。これらは、セキュリティ診断やコンサルティングサービスの利用費用に適用されることが多く、地元の商工会議所や自治体の窓口で最新情報を入手することが重要です。

補助金・助成金を賢く利用することで、限られた予算内でも質の高いセキュリティ対策を実現できます。

自社に最適なセキュリティ対策費用の決め方

効果的なセキュリティ対策を講じるためには、自社の状況に応じた予算を策定することが不可欠です。以下では、現状のリスク評価から予算配分までのプロセスを解説します。
 

現状のリスク評価

まずは、自社が直面するリスクを正確に把握します。
扱う顧客データや取引先情報、知的財産などの重要な情報資産をリストアップし、それらがどのような脅威にさらされているかを明確にしましょう。

たとえば、公開されているWebサーバーや従業員のメールアカウントといった攻撃を受けやすいポイントを特定し、ランサムウェアやフィッシング詐欺、内部不正といった脅威が発生した場合の影響度と発生確率を評価します。

さらに、現在のセキュリティ対策状況を一覧化することで、どの部分が未対応または強化が必要かを明らかにし、それぞれのリスクに応じた優先順位の設定が可能です。

こうした分析に基づいて、自社の規模や業務特性に適した予算を計画することで、限られた資金を効果的に活用し、必要なセキュリティレベルの維持を行えます。
 

保護すべき資産の洗い出し

情報資産をリストアップしたら、保護すべき資産を具体的に特定する作業に移ります。
この段階では、データやシステムを重要度と影響度に基づいて分類します。例を挙げると、顧客リストや金融情報など、漏洩や破損が事業に直結する「高重要度」のデータには、暗号化や多層的な保護対策を優先的に導入します。

一方、社内文書や業務システムログといった「中重要度」のデータは、業務効率への影響を考慮して適切な防御策を選択します。古い資料や一般公開情報のような「低重要度」のデータについては、必要最低限の対策で対応することが可能です。

このように、資産の重要度に応じて投入する費用や労力を調整することで、限られた予算を効果的に活用し、必要なセキュリティレベルを確保することができます。

必要な対策のリストアップ

リスク評価と資産の重要度を踏まえた具体的な対策のリストアップを行います。対策には技術的および人的アプローチが含まれます。

技術的対策としては、ファイアウォールやUTMの導入、ウイルス対策ソフトのライセンス更新、データ暗号化やバックアップ体制の構築が挙げられます。

一方、人的対策としては、社内教育プログラムの実施、従業員向けセキュリティポリシーの策定と周知、さらに内部不正を防ぐための監視体制の強化が必要です。

これらの対策について、それぞれの導入費用、期待される効果、そして実現可能性を評価し、優先順位を明確にすることで、限られたリソースを効果的に活用できる計画を立てることが可能になります。
 

費用対効果の試算

次に、リストアップした対策の費用対効果を試算します。
まず、各対策にかかる導入費用(初期投資)とランニングコスト(年間維持費)を算出しましょう。例を挙げると、ウイルス対策ソフトの導入費用が10万円、年間更新費用が3万円の場合、3年間のコストは19万円となります。

一方で、リスク削減効果として、各対策によって防止可能なリスクとその損失額を試算します。ランサムウェアによる被害想定額が100万円で、その対策によりリスクを70%削減できる場合、効果は70万円相当と見なせます。

このように費用対効果を定量的に示すことで、対策の優先順位が明確になり、経営層に対して説得力のある説明が可能となります。
 

段階的な予算配分

予算を効率的に配分するためには、段階的な導入計画を立てることが重要です。
第1段階では、最も高優先度のリスクに対応するため、ウイルス対策ソフトやファイアウォールといった基本的なセキュリティツールを導入し、顧客データなどの重要資産に対する対策を強化します。

第2段階として、中優先度のリスクに対応するため、定期的なバックアップシステムの導入や、従業員を対象とした社内教育プログラムの強化、セキュリティポリシーの整備を進めましょう。

第3段階では、外部監査や脆弱性診断を実施し、セキュリティ体制を継続的に改善します。さらに、AIによる脅威検知システムなどの最新技術の導入を検討し、長期的な視点で対策を強化します。

このように段階的に進めることで、予算の効率的な使用が可能になり、一度に大きな負担をかけることなく計画的なセキュリティ強化を実現できます。

中小企業がセキュリティ対策費用を獲得するポイン

セキュリティ対策に必要な費用を確保するためには、経営層や関係者の理解を得ることが不可欠です。しかし、セキュリティ対策の必要性は直接的な売上向上に結びつかないため、予算獲得が難しい場合もあります。

以下では、説得力を高め、セキュリティ費用を獲得するための具体的な方法を解説します。
 

リスクの「見える化」と明確化

経営層にセキュリティ投資の重要性を理解してもらうためには、リスクを具体的で分かりやすい形で「見える化」し、明確化することが重要です。

まず、自社の脆弱性を提示し、現在のセキュリティ体制がどのようなリスクに直面しているのかを伝えましょう。顧客データが特定の攻撃手法で流出する可能性や、脆弱な部分がどのように悪用されるかを説明し、これに類似した過去のサイバー攻撃事例を用いて被害の規模を具体的に示します。

また、被害想定の共有も有効です。「ランサムウェア攻撃で00万円の被害が予想される」「顧客データ漏洩が取引停止につながる可能性がある」など、想定される具体的な影響を示し、業界内の実例を引用することで説得力を高めます。
 

コスト対効果の提示

セキュリティ対策への投資が単なるコストではなく、事業の安定や将来的な利益に繋がることを伝えるためには、コスト対効果を明確に示すことが重要です。

たとえば、ROI(投資対効果)を算出し、具体的な数字で説得力を持たせます。セキュリティ対策に100万円を投資することで、ランサムウェア攻撃やデータ漏洩などによる300万円の損失を防げる場合、ROIは3倍となるといった具合です。
このような定量的なデータを提示することで、経営層にとっての納得感が高まります。

さらに、費用削減の実例も効果的です。外部のセキュリティ監視サービスを導入することで、内部リソースの負担が年間○時間軽減され、対応コストやシステム復旧コストが削減されるといった具体例を示します。

これにより、セキュリティ対策が事業運営における有効な投資であることを明確に伝えられます。
 

自社被害が取引先や顧客に及ぼす影響を伝える

セキュリティ問題が自社だけでなく取引先や顧客にまで波及する可能性を伝えることは、経営層にその重要性を認識させる有効な手段です。

自社がサイバー攻撃を受けて顧客データが漏洩した場合、その信用低下が原因で重要な取引先との契約が終了する可能性や、新規契約の減少につながることを指摘します。これにより、直接的な損害だけでなく、事業全体に及ぼす長期的な影響を示すことができます。

このように、セキュリティ問題が及ぼす広範な影響を明確に伝えることで、経営層に対策の重要性を強く意識させることが可能になります。
 

定期的な報告とフォローアップ

セキュリティ対策の進捗状況や投資効果を定期的に報告し、フォローアップを行うことは、経営層の理解を深め、継続的な支援を得るために重要です。

まず、投資の成果を可視化します。「セキュリティ監視サービス導入後、月平均10件の不審なアクセスを検知・遮断した」といった具体的なデータを提示し、導入した対策がどのような効果を上げているかを明確に示します。こうした数値は、経営層にとって説得力のある指標となります。

次に、継続的な改善提案を行います。セキュリティは一度導入して終わりではなく、環境や脅威の変化に応じて見直しやアップデートが必要であることを説明します。この際、将来的に必要となる追加投資の見込みを示し、予算計画に組み込むことで、段階的な対策強化をスムーズに進められるでしょう。

定期的な報告と改善提案を通じて、セキュリティ対策を持続的に進化させることが重要です。

まとめ

本記事では、セキュリティ対策の平均的な費用感や予算の立て方に加え、経営層からの理解を得るためのポイントを解説しました。


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